今朝も日課のようにスリスリ甘えて来る愛猫ふわ。いつものように膝に抱っこして撫で撫で。お互い、至福なひと時を満喫していたのですが。。。ん?何この感触は?撫でてる手にいつも感じない違和感が。手を止めてよく見てみるとふわの手が小さく震えていました。気持ち良さそうに満足してる様子から痛みからの震えでは無い事はわかりましたが、何だかすごくショックでした。頭では13歳で老猫になったんだと理解してるのですが、キャットタワーに登らなくなった、走らなくなったなど昨年秋ころから少しずつ衰えを感じる事が増えていき、とても切ない気持ちに陥ってしまいました。でもふわの大好きな近所の老犬君が今朝も楽しそうに散歩をしています。彼はふわより年上で全身に震えがきています。ですが、ゆっくりとした足取りですが、とても楽しそうに飼い主さんの後をトコトコついて散歩を楽しんでいるようでした。そんな姿をみると、私もふわの老いを憂うだけでなく彼の時折見せる甘えん坊サインを見逃さず全力で愛情を注いであげたいと思うのでした。
猫の手の震えの主な原因
猫の手の震えは、様々な原因で起こる可能性があります。以下に主な原因と対処法についてまとめました。
関節痛
高齢猫や肥満の猫に多く見られる関節炎が原因で震えが生じることがあります。症状の特徴として、歩き方がぎこちなくなる、階段を嫌がる、ジャンプをしなくなるなどが挙げられます。関節炎は進行性の疾患なので、早期の診断と治療が重要です。
神経系の異常
脳や脊髄のトラブルにより、震えやけいれんが発生することがあります2。考えられる原因として、てんかんや脳炎などの脳疾患、中毒、神経の圧迫などがあります。突然の震えやけいれんが見られる場合は、すぐに動物病院への受診が必要です。
低血糖
長時間の絶食、糖尿病の治療中、子猫のエネルギー不足などが原因で低血糖になると、震えやふらつきが起こることがあります1。低血糖の発作が続くと危険なので、震えとともに元気がない場合は注意が必要です。
ストレスや不安
環境の変化や強いストレスが原因で震えが起こることもあります。ストレスを感じているサインとして、急に隠れるようになる、過剰なグルーミング、食欲の低下などが挙げられます。
動物病院を受診すべきタイミング
以下のような場合は、すぐに獣医師の診察を受けることをおすすめします:
- 震えが何日も続く
- 歩行困難や麻痺が見られる
- けいれんや意識がもうろうとする状態
- 食欲不振や嘔吐など、他の異常もある
少しでも「おかしいな?」と感じたら、すぐに動物病院へ行きましょう。
予防のためにできること
- 適切な食事管理:バランスの取れた食事を与え、低血糖や栄養不足を防ぎましょう。
- ストレスを減らす環境作り:静かで落ち着いた環境を整え、愛猫が安心できるスペースを確保しましょう。
- 定期的な健康チェック:定期的に動物病院で健康診断を受け、異変がないか確認することが大切です。
猫の手の震えは、関節炎、神経疾患、低血糖、ストレスなど、さまざまな原因で起こります。「震えだけだから大丈夫」と思わず、少しでも異常を感じたら、早めに動物病院で相談しましょう。愛猫の健康を守るために、日頃からの観察とケアが大切です。

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